「不登校の子どもにぴったりなフリースクールが見つからない。」
「子どもの状況に合っているか判断できない。」
不登校のお子さんの居場所を探すのは、とても大変なことですよね。
江東区には特色ある教育方針を持つフリースクールが複数あります。
この記事では江東区のおすすめフリースクール3選や選ぶポイント、助成金制度までわかりやすく解説します。
この記事を読むとお子さんに最適なフリースクールを見極められて、安心して通わせる環境を見つけられるでしょう。
江東区の不登校支援フリースクール3選
江東区にある不登校支援フリースクールを3つ紹介します。
ブリッジスクール

出典:https://www.city.koto.lg.jp/581502/kodomo/gakko/jigyo/6177.html
ブリッジスクールは、不登校のお子さんとその保護者にとって心強い味方です。
このフリースクールでは、一人ひとりの状況に合わせた個別支援を行い、子どもたちの自立をサポートしています。
ブリッジスクールの魅力は、きめ細やかな学習指導と多彩な体験活動です。
基礎学力の補充に力を入れながら、カヌーやプログラミングなどの体験を通じて、子どもたちの興味や可能性を広げる取り組みをしています。
また、保護者向けの相談窓口も設けており、家庭での支援方法についても具体的なアドバイスが受けられます。
教育センター教室、東大島教室、南砂教室など複数の拠点があり、江東区内の小・中学生が通いやすいです。
入室には本人または保護者の希望と校長の認可が必要ですが、区内に住む不登校傾向のあるお子さんを広く受け入れています。
ブリッジスクールは、お子さんの「学校に行きたくない」という気持ちに寄り添いながら、新たな一歩を踏み出すサポートをしてくれます。
電話番号 | 教育センター教室:03-3645-5277 東大島教室:03-5626-4571 南砂教室:03-5632-2210 |
住所 | 教育センター教室:江東区東陽2丁目3番6号(教育センター3階) 東大島教室:江東区大島8丁目21番9号101(もみじ幼稚園跡地) 南砂教室:江東区南砂2丁目3番20号(南砂中学校内) |
アクセス | 教育センター教室:東陽町駅 徒歩5分 大島教室:大島駅 徒歩7分 南砂教室:南砂町駅 徒歩12分 |
対象年齢 | 小学生、中学生 |
費用 | 無料 |
公式サイト | https://www.city.koto.lg.jp/581502/kodomo/gakko/jigyo/6177.html |
きっずくらぶ あすぱる

出典:https://r.goope.jp/asuparu-kids/about
江東区で不登校のお子さんのためのフリースクールを探している保護者には、きっずくらぶ あすぱるがおすすめです。
不登校や学校に行きづらいと感じている小学生から高校生までのお子さんを対象に、個別支援や社会性の育成を重視したプログラムを提供しているからです。
また、保護者へのサポートも充実しており、家庭全体で安心して利用できる環境が整っています。
例えば、元小学校教員が運営する個別指導では、お子さん一人ひとりの学習ペースに合わせたサポートが受けられます。
料理や遊びを通じた活動では、子どもたちが友達との関わりを持ちながら社会性を養うことが可能です。
また、月1回の保護者面談では家庭とスクールの連携を深めることで、お子さんの成長をより効果的に支援します。
柔軟な通学スタイルも魅力で、無理なく通える環境が用意されています。
きっずくらぶ あすぱるは、不登校のお子さんとそのご家族に寄り添いながら、学びや成長を支える理想的なフリースクールです。
電話番号 | 03-6822-2383 |
住所 | 東京都 江東区亀戸3-62-11 エコールビル1F |
アクセス | 亀戸駅 徒歩10分 |
対象年齢 | 小学生、中学生、高校生 |
費用 | 小学生(週1~2回):70,000円~ 中高生(オンライン・通所のハイブリッド):70,000円~ 全学年(オンライン・週1~):22,000円~ 面談/カウンセリング(30分~):5,000円~ |
公式サイト | https://r.goope.jp/asuparu-kids/ |
家庭学習サポートひだまり

江東区で不登校の小・中学生におすすめのフリースクールは家庭学習サポートひだまりです。
不登校専門の家庭教師派遣サービスとして、個別指導を通じて生徒一人ひとりに合わせた学びを提供しているからです。
また、保護者との密な連携を重視しており、学習進捗や心理的なケアも行うことで、生徒が安心して学べる環境を整えています。
授業後には保護者にメールで報告を行い、進捗状況を共有する仕組みがあり、授業内容には会話やゲーム、ものづくりなどを取り入れ、生徒が楽しみながら学べる工夫がされています。
学習障害のある子どもたちへの特別なサポートも実施されており、多くの生徒が学校復帰を果たした実績が高いです。
家庭学習サポートひだまりは不登校の子どもたちが安心して学び、自信を取り戻すための最適な選択肢です。
保護者との連携や個別指導によるきめ細かいサポートにより、江東区で不登校の悩みを抱える家庭にとって頼れる存在となっています。
電話番号 | 03-5683-7441 |
住所 | 東京都江東区南砂1-22-12 |
アクセス | 南砂町駅 徒歩15分 |
対象年齢 | 小学生、中学生、高校生 |
費用 | 入会金:20,000円 小学生:5,400円(90分)/6,000円(120分) 中学受験:6,300円(90分)/7,000円(120分) 中学生:6,300円(90分)/6,600円(120分) 高校生:6,300円(90分)/7,000円(120分) |
公式サイト | https://hidamari-study.com/ |
江東区のフリースクール選び3つのポイント
江東区のフリースクールを選ぶ時のポイントを3つ解説します。
費用面の確認
江東区でフリースクールを選ぶ際には、費用面の確認が非常に重要です。
フリースクールによって授業料やその他の費用が大きく異なるため、家庭の経済状況に合った選択をすることが必要です。
また、費用を事前に把握することで、予算オーバーを防ぎ、安心して通わせられます。
例えば、江東区内のフリースクールでは月謝が1万円から5万円程度と幅があり、教材費や行事費などの追加費用が発生する場合もあります。
一部のスクールでは奨学金や助成金制度が利用可能で、江東区独自の助成制度を活用すれば負担を軽減できる可能性が高いです。
これらの情報は各スクールのパンフレットやウェブサイトで確認でき、不明点は直接問い合わせることで解消できます。
江東区でフリースクールを選ぶ際には、費用面をしっかり確認し、家庭の経済状況に合ったスクールを選ぶことが大切です。
計画的な予算立てと助成制度の活用で、安心して子どもを通わせる環境を整えましょう。
通学のしやすさ
江東区でフリースクールを選ぶ際は、「通学のしやすさ」を重視することが重要です。
通学のしやすさは、子どもが安心してフリースクールに通える環境を整えるための大切な要素です。
通学が快適であれば、子どもの負担が軽減され、学びへの意欲も高まります。
例えば、自宅から徒歩や自転車で通える距離にフリースクールがある場合、子どもは毎日の通学を負担に感じにくくなります。
また、江東区内は鉄道やバスの交通網が整備されているため、公共交通機関を利用して通うことも可能です。
保護者が送迎を行う場合でも、近距離であれば時間や労力を節約できるため、子どもと保護者双方にとってメリットがあります。
江東区でフリースクールを選ぶ際には自宅からの距離や交通手段、安全性などを考慮し、「通学のしやすさ」を最優先に検討することで、子どもが安心して通える環境を整えられるでしょう。
教育方針が子どもに合うか
江東区でフリースクールを選ぶ際には、教育方針が子どもに合っているかを確認することが重要です。
フリースクールごとに教育方針や学びのアプローチが異なるため、子どもの個性や学びのスタイルに適した環境を選ぶことで、より良い学びと成長が期待できます。
教育方針が子どもに合わない場合、学びへの意欲や安心感が損なわれる可能性が高いです。
例えば、江東区のあるフリースクールでは、プロジェクトベースの学習を取り入れ、子どもの興味や関心を尊重したカリキュラムを提供しています。
一方で、別のフリースクールでは心理的サポートに力を入れた環境作りを行い、不登校の子どもが安心して通えるよう配慮しています。
このような違いを知るためには、ウェブサイトやパンフレットで情報を収集し、実際に訪問して授業や活動を見学することが役立つでしょう。
また、スタッフとの対話を通じて具体的な指導方法や教育理念について理解することも重要です。
江東区でフリースクールを選ぶ際には、子どもの個性やニーズに合った教育方針かどうかを慎重に確認することで、安心して成長できる環境を整えられます。
江東区のフリースクールに通う際に使える補助金や助成金
江東区のフリースクールに通う際に使える助成金を解説します。
フリースクール等利用者支援事業(助成金)
東京都では、不登校の児童生徒がフリースクールなどの民間施設を利用する際の経済的負担を軽減するため、「フリースクール等利用者支援事業」を実施していました。
令和6年度の助成金の申請受付は、2025年2月28日に終了していますが、助成金の概要や申請方法などを解説します。
助成金の概要
- 対象者:都内在住で日中にフリースクール等に通所している小・中学生の保護者。
- 助成額:月額上限2万円(実際の利用料が2万円未満の場合はその実費)。
- 申請受付期間:助成開始月の前月末日までに申請。
- 支給時期:四半期(3ヶ月毎)に分けて支給。
申請~受給までの流れ
- 適切なフリースクールの選定:不登校生への支援を専門とするフリースクールを選びましょう。
- 必要書類の提出:フリースクール等が作成したフリースクール等確認書、住民票等を準備して、オンラインまたは郵送で必要書類を提出します。
- 利用状況の報告:利用状況実績報告書、フリースクール等が作成した通所状況等報告書、口座振替依頼書(都様式)、利用料の支払いがわかる書類を準備して報告しましょう。
- 助成金の支給:申請が承認されると、指定口座に助成金が振り込まれます。
フリースクール等利用者支援事業(助成金)を活用することで、お子さまの教育環境を整えながら経済的負担を軽減できます。
オンラインのサポートを希望する方には「シンガク」がおすすめ

ご自宅の場所やお子さんの環境によっては、オンラインで、いつでもどこでも通えるスタイルのフリースクールもおすすめです。
「シンガク」は、不登校のお子さんを対象としたオンラインフリースクールです。通常の学習支援の他に、出席扱い制度の申請サポートや、メタバースでの教室を通じた友人との繋がりを提供し、お子さんの自己肯定感を育みます。
一方で、リアルな現場でしか得られない経験や体験もあるため、通学型(教室型)のフリースクールを検討している方は、上記のフリースクールに問い合わせてみると良いでしょう。