どれだけ仲のいい友だちでも、喧嘩してしまうことはありますよね。
友だちと喧嘩したとき、仲直りしようと焦って空回りしてしまう人も多いでしょう。
この記事では、友だちと喧嘩したときの仲直りの方法と、NG行動、仲直りのコツについて詳しく解説します。
この記事を読めば、喧嘩した友だちと気まずくならずに仲直りできるでしょう。
友だちと喧嘩した…どうすればいい?
友だちと喧嘩したとき、どうすればいいのでしょうか。
おすすめの方法をご紹介します。
挨拶して相手の状況を確認する
相手も仲直りしたそうなときや、お互いに様子を伺っているときは、挨拶をして相手の様子を確認してみましょう。
相手も話すタイミングを伺っていれば、挨拶によって気まずさがなくなり、話し合いなしに仲直りできる場合があります。
返事が返ってこなかったり、不機嫌そうな返事が返ってきた場合は、その場ではそれ以上踏み込まないことをおすすめします。
挨拶をすると、相手の状況が確認できるだけでなく、「私は仲直りしたいと思っている」という意思表示にもなります。
相手がかなり怒っていると分かっているときは、無理に挨拶しなくても大丈夫です。
時間をおいて落ち着いて話し合うことを優先しましょう。
話す機会を設ける
次は、仲直りにおいて最も重要な話し合いをセッティングしましょう。
「お昼一緒に食べよう」と誘ってもいいし、「話がしたいんだけど空いてる時間ある?」と直接きいてもいいです。
話し合いは直接するのをおすすめしますが、相手が怒っていて話しかけづらかったり、なかなか喋ってもらえない場合、誘うのはLINEでも大丈夫です。
LINEを送って直接話せる場を作りましょう。
特別な時間を設けなくても、いつも一緒にお弁当を食べていたり、一緒に帰っていたりする場合は、そのときに話すことをおすすめします。
謝って、思っていることを伝え合う
話す場を作れたら、謝って、自分の思っていることを伝えましょう。
ただ「ごめん」と言うだけでは伝わらないし、返って相手を怒らせてしまうかもしれません。
何が悪かったと思っているのか・自分はどう思っていたのか・今どうしたいのかなどを丁寧に説明することが大切です。
また、自分が一方的に話すのではなく、相手の話を丁寧に聞くことも意識しましょう。
相手も正直な気持ちを話せるように、最後までよく聞く必要があります。
仲直りしたいときにやってはいけない行動とは?
仲直りしたくても、以下のような行動をしてしまうと、関係性が悪化してしまう可能性があります。
①無視する
相手を無視するのはおすすめできません。
仲直りする気がないと思われるし、喋らない期間が長引くにつれて関係修復がどんどん難しくなっていきます。
挨拶や会話を無視するのはもちろんですが、たまたま目があったときにあからさまに目をそらしたり、相手を避けるような行動をとるのも、意外と気づかれるので気をつけましょう。
冷静に仲直りするためには、無視せずにきちんと相手に向き合うようにしましょう。
②感情的になる
感情的になると、お互いに傷ついてよくない方向に進んでしまいます。
伝えるべき言葉・伝えるべきではない言葉を冷静に判断して、落ち着いて話をしましょう。
自分は気をつけていても、相手が感情的になるとつられてしまうかもしれません。
そんなときは客観的な視点を保つことが大切です。
話し合っているうちに感情的になってしまわないように、伝えたいことを事前にまとめておくことをおすすめします。
③お互いと親しい人に愚痴を言う
これは喧嘩したときに多くの人がやりがちな行動です。
しかし実は、思っている以上にリスクがあります。
お互いの親しい友だちに相手のことを悪く言うと、誇張されたり話を変えられて相手に伝わる可能性があります。
また、相手もその友だちに相談しているかもしれないので、その友だちが自分の言い分を理解してくれないことも考えられます。
相手の印象を下げてしまうかもしれませんし、板挟みになる子のためにも、愚痴を言わない方がいいでしょう。
誰かに話をきいてほしいときは、相手と接点がない友だちや、保護者の方などに話すことをおすすめします。
仲直りするときのコツ3選
ここからは、仲直りするときのコツ3選をご紹介します。
①落ち着いて冷静に話をする
話し合いにおいて何よりも大切なのは、落ち着いて冷静に話をすることです。
感情的になると、大事なことが伝わらずに、お互いに傷ついてしまいます。
また、話す言葉が出てこなくて、焦って思っていないことを言ってしまうこともあります。
怒りで感情的になったり、焦ったりしないために、伝えたいことを事前にまとめておくようにしましょう。
今の状況や自分の考え、何が悪かったのかを言語化してまとめることで、自分の気持ちの整理もつきやすいです。
相手が感情的になっても、つられずに冷静さを保つことが大切です。
②相手の話を遮らずにきく
自分の話を伝えることは大切ですが、そればかりになるとよくないです。
相手の思っていることを最後まで聞くようにしましょう。
相手の話の中で思うことがあると、遮って話したくなるかもしれません。
たとえば、相手の話の中で、自分が誤解されていると感じたとき、続きを遮って「それは違う」と否定してしまいがちですよね。
しかし、途中で遮られると、相手は話しづらいし、不快に感じます。
遮りたい気持ちは抑えて最後まで聞くようにしましょう。
自分の伝えたいことや、相手の話に関する意見は、相手が話し終えてから伝えることが大切です。
③できるだけ早く行動する
喧嘩したとき、どうしたらいいか分からず、様子見の時間が長くなってしまう人もいるでしょう。
しかし、気まずい関係の期間を長引かせるのはおすすめできません。
関係を修復するためには、できるだけ早く仲直りする必要があります。
できれば当日中に仲直りするのが理想です。
「翌日になれば元に戻っているだろう」と思って次の日まで放っておいて、長引いてしまうこともよくあります。
何もせずに元に戻ることもありますが、同じようなすれ違いを繰り返さないためにも、できれば当日中に話し合いを設けることをおすすめします。
当日中が無理でも、翌日かその次の日までには話し合うようにしましょう。
まとめ
今回は、友だちと喧嘩したときの仲直りの方法についてご紹介しました。
可能であれば、まず挨拶をしてみて、その後に話し合いの場を作り、落ち着いて話し合うようにしましょう。
無視をする・感情的になる・お互いの親しい人に愚痴を言うのはおすすめできません。
また、スムーズに仲直りするためには、①落ち着いて話し合う・②相手の話を遮らずに聞く・③できるだけ早く行動する、の3つを意識するといいでしょう。