寝坊して学校に遅刻!対処法と予防策を徹底解説

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目次

「起きたら学校の始業時間で絶望」
「今から登校しても絶対間に合わない…」

誰しもそんな経験があるでしょう。
寝坊したら頭が真っ白になって、どうしたらいいか分からなくなりますよね。

そんなときのために、この記事では、寝坊したときの対処法と寝坊対策について、詳しく解説します。

寝坊して遅刻しそう!どうすればいい?

急げば間に合う時間であれば、なるべく急いで登校しましょう。
ここからは、絶対に間に合わない時間に起きてしまったときの対処法をご紹介します。

まずは学校に連絡する

まずは落ち着いて学校に連絡しましょう。
理由は正直に言って大丈夫です。
言い訳をすると罪悪感があるし、バレると印象が悪くなってしまいます。

遅刻の連絡で伝えるべき内容は以下の3つです。

・遅刻の理由
・どれくらい遅れそうか
・謝罪の言葉

学校であれば、遅刻の理由が寝坊であっても、正直に言えばきつく叱られることは少ないでしょう。
正直に伝えて謝罪すれば大丈夫です。

授業中が嫌な場合は休み時間を狙う

遅れて学校に行くとき、授業中に教室に入るとクラスメイトに注目されてしまうかもしれません。
それが気になって遅刻するのが嫌な人も多いでしょう。

そういった場合は、休み時間を狙って登校しましょう。
注目されずにさりげなく登校することができます。

なるべく休まず登校しよう

寝坊したとき、学校に行くのが嫌になって、休んでしまおうと思うかもしれません。
しかし、理由が寝坊だけの場合は休まずに遅刻して行った方がいいでしょう。
理由は2つあります。

①罪悪感がある

元気なのに学校を休んでしまうと、その日の午後や夜に、罪悪感を抱いて落ち着かなくなるかもしれません。
遅刻したとしても、落ち着かないのは最初だけで、学校に行ってしまえば、すぐに気にならなくなります。

②その日の分の勉強に遅れをとる

学校では、1日に何教科も勉強するため、1日休んでしまうと、次の日以降の授業について行きづらくなります。
翌日以降の自分が苦労しないように、頑張って行くのをおすすめします。

寝坊しないために効果的な対策3選

そもそも寝坊しないためにはどうしたらいいのでしょうか。
おすすめの寝坊対策を3つご紹介します。

①夜の時間の使い方を見直す

寝る前の時間の使い方は、翌朝の目覚めに大きく影響します。
寝る直前のNG行動は以下の3つです。

1.スマホを触る

寝る直前にスマホのブルーライトを浴びると、睡眠の質が悪くなり、翌朝起きづらくなります。
起きれたとしても、眠気が残り、授業中に眠くなる可能性があります。
寝る前のスマホの使用は控えましょう。

2.食事をとる

消化活動が睡眠を妨げるため、寝る直前の食事も、睡眠の質を下げる行動の一つです。
悪影響は睡眠の質だけでなく、太りやすくなることもデメリットです。
また、睡眠中は消化活動が上手く行われず、朝起きたときに、胃もたれや気持ち悪さを感じることもあります。

3.熱いお風呂に入る

寝る直前のNG行動として、意外と知られていないのが入浴です。

寝る直前に熱いお風呂に入ると、睡眠の質が下がると言われています。寝る90〜120分前を目安にお風呂に入るようにしましょう。
23時に寝る人であれば、20時くらいにお風呂に入れば問題なしです。

②アラームを工夫して使う

アラームをかけているのに寝坊してしまう人は、アラームの使い方を改善するのがおすすめです。

例えば、アラームで一度起きるけど二度寝してしまう人は、アラームをベッドから離れたところに置いてみましょう。
アラームを消すために無理矢理立ち上がることで、二度寝しにくくなります。

また、そもそもアラームの音に気づけない人は、音量をあげたり、大きい音の目覚まし時計を買ったりなど、対策を考えましょう。
アラームのスヌーズ機能を使うのもおすすめです。

③誰かに起こしてもらう

一人で起きれない人は、誰かに起こしてもらうのもおすすめです。

人に起こしてもらうのは、安心な手法です。
しかし、起こされるのを寝ぼけて拒否してしまったり、なかなか起きなくて諦められてしまったりして、「なんで起こしてくれないの」と喧嘩になることもよくあります。

人に起こされても起きれない場合は、アラームをセットした上で頼んでもいいでしょう。

また、一人暮らしの人や、同じ時間に起きている家族がいない人は、友達などに電話をかけてもらうのもおすすめです。
電話の着信音が鳴ると焦る人は多いでしょう。
アラームより着信音の方が脳が起きやすいかもしれません。

寝坊してしまうのはなぜ?考えられる理由3選

寝坊してしまう原因にはどのようなものがあるでしょうか?
ここではよくある理由を3パターンご紹介します。

①睡眠不足

寝坊してしまう原因として最初に考えられるのは、睡眠不足です。
前日の夜に寝るのが遅かったり、慢性的に生活リズムが乱れていたりする場合が考えられます。

前日寝るのが遅くて起きられない場合は、夜にやっている活動をできるだけ昼間にやって、早く寝るのを心がけましょう。

慢性的に生活リズムが乱れている場合は、すぐに解決するのは難しいかもしれません。
さまざまな方法を試してリズムを整えていきましょう。

生活リズムが乱れる原因として以下のようなものがあります。

・朝日を浴びない
・寝る前のスマホ、パソコン
・休日に寝過ぎる
・昼寝をしている
・乱れた食生活

(*出典1)日本医療機能評価機構認定病院 地方独立行政法人 筑後市立病院|Vol.43 睡眠不足とブルーライト

②精神的なストレス

精神的なストレスで、寝付けなかったり、睡眠の質が悪くなっている可能性も考えられます。

ストレスの内容として、以下のようなものがあります。

・勉強や進路について
・学校での人間関係
・家族との関係
・部活動のこと

精神的なストレスは、生活リズムや睡眠の質に大きく影響します。

③病気の可能性も

朝起きられないのは、病気の可能性も考えられます。
例えば、よく知られているものとして、起立性調節障害があります。

起立性調節障害の割合は中高生の約1割で、不登校の生徒の3〜4割がこれに当たると言われています。

80%以上は発症から2〜3年後までには回復すると言われていますが、重症の場合は成人後も症状が残る可能性もあります。

(*出典2)第53会日本心身医学会総会ならびに学術講演会|不登校を伴う起立性調節障害に対する日本小児心身医学会ガイドライン集を用いた新しい診療

このように、意識だけでは解決できない原因もあります。
寝坊を繰り返す場合は専門家に相談してみましょう。

起立性調節障害について詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

起立性調節障害と不登校の関係性とは?改善や対応方法について解説

病気の疑いがあるなら専門家に相談

寝坊の理由は、病気の可能性もあります。
以下のようなものが、寝坊のよくある医学的理由として知られています。

・起立性調節障害
・こころの不調(うつなど)
・発達障害
・低血圧
・その他の睡眠障害

寝坊を何度も繰り返してしまう人は、病気の可能性を考えてみることをおすすめします。
これらが原因の場合は、専門家や医師に相談することで、改善できるかもしれません。

まとめ

今回は、寝坊したときの対処法と寝坊対策についてご紹介しました。

寝坊したときは、正直に学校に連絡するようにしましょう。
遅刻するのが気になる場合は、休み時間を狙って登校するのも一つです。

寝坊の対策には、以下のようなものがあります。

・寝る前のスマホ、食事、入浴を控える
・アラームを工夫して使う
・誰かに起こしてもらう

寝坊を何度も繰り返してしまう人は、専門家に相談してみることをおすすめします。

【出典一覧】

*1 日本医療機能評価機構認定病院 地方独立行政法人 筑後市立病院|Vol.43 睡眠不足とブルーライト
参考箇所:寝坊してしまうのはなぜ?考えられる理由3選|①睡眠不足

*2 第53会日本心身医学会総会ならびに学術講演会|不登校を伴う起立性調節障害に対する日本小児心身医学会ガイドライン集を用いた新しい診療
参考箇所:寝坊してしまうのはなぜ?考えられる理由3選|②精神的なストレス

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